「悲観的準備~楽観的対処」

「勝ち組」  「負け組」
という表現はあまり好きではない。

その表現を使う人って
 どことなく自分は安全地帯に居て

おまけに
 ‘わかった感`むき出しで
 見下してきたりして・・・

その中身はインターネット上からの
 請け売り情報だったりと
 大した定義付けもないまま
 マウンティング

不思議の負けなし

一方
「勝敗」は必要だし大切だし
 成長に必須な明確(明解)な物差しだ

*スポーツなら
 「タイム」 「得点」 「採点」
*ビジネスなら
 「売上」「利益」「顧客数」・・・とか

「勝たなければ」ご飯が食べられないはずなのに
【勝ち】に行かなかったり
 それに向かって抗わなかったり
 といった場面を結構な頻度で目にする。
                   
*「役割」には「責任」が  
*「権利」には「義務」が
  対になっていますよね。

生産性や効率化はもちろん大事だけれど
 システムや管理手法に隠れてしまって
 そもそもの目的を見失っていないでしょうか?

少なくともその手前には
 勝敗にこだわる
 意識と姿勢がなくてはならない・・・はず

野村監督の座右の銘
『勝ちに不思議の勝ちあり
     負けに不思議の負けなし』

偶然に勝つことはあっても
偶然に負けることはない
といった
「上手くいかない」には
落ち度や理由が必ずあるよね…という奴だ

勝ち癖…つけようよ!!
そんな心理(真理)を言語化したものを
次に紹介しながら展開したい

『勝者たれ』

   ・勝者はいつも答えを出そうとする

   ・敗者はいつも問題点しか出さない

・勝者は常に計画がある

  ・敗者は常に言い訳がある 

・勝者は言う
  「私にやらせてください」

・敗者は言う
  「私の仕事ではありません」

・勝者はあらゆる問題に対して
  解決策を見つけようとする

・敗者はあらゆる解決策に対して
  問題点を見つけようとしている

・勝者はバンカーよりもグリーンが目に入る

・敗者はグリーン周りのバンカーが目に入る

・勝者は言う
  「難しいかもしれません でも自分はやります」

・敗者は言う
  「やればできるかもしれません でも難しすぎます」

・勝者は悲観的に準備して楽観的に対処する

・敗者は楽観的に準備して悲観的に対処する

嘆きは誰に?

ビジネスパーソンは
 目標数字という結果を問われます

もちろん
 すべての会社(部署)が
 それを問われていないことも承知

数字がすべてだとも思ってないし
 それがゴールだという話でもない

しかしながら
 自己都合になりがちな人間の緩さは
 姿勢も含めて定量化や見える化によって
 「勝ち・負け」がわかるようにしておかないと
  すぐさま正体がばれてしまう(仕事だけではないですよね)

 これって自分自身への嘆き・・・です

『老いるとは      
   年齢を重ねる事ではなく 
           情熱を失う事』

いつの間にか小さくなっていないか

己こそ(私自身)
 都合よく昭和ぶったり
 アナログぶったり

 「敗者の姿勢」が
  頭をもたげてきちゃあいないかい?

それがバレないように
 嘆いたり失望したりして
 評論家を気取っていないかい?

中々前に進めない
ご時世(コロナ禍)は当分続きそうだ

故に
『悲観して準備して楽観的に対処』
することが重要・・・と認識

そして老いだの情熱だのとつべこべ言わずに
「私にやらせてください」と
素直に謙虚にちゃんと声にしていきたい

そんな諸々を
  伝えられる存在になりたいものです。

私の尊敬する【師】であり建設会社の社長から教えられた【考え方】が資料のベース
  【順境において悲観し 
       逆境において楽観せよ】
 これからも自分自身に問い続けてゆきたい

投稿者プロフィール

笠原玄一郎
笠原玄一郎代表取締役
・公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会
 認定登録 医業経営コンサルタント
・BCP(事業継続政策)研究会所属
・病院組織改革研究会所属
・働き方改革改善
・増患及び集患に伴うマーケテイング分析
・診療圏、患者分析(用地診断・科目選定・用地開発)
・開業、法人化に伴うマネージメント
・施設建設に伴うマネージメント
・歯科経営(自費収入強化・訪問歯科推進・開業支援マーケテイング)