「先義後利(せんぎこうり)そして備えよ常に」

先義後利は古代中国の儒者・荀子(じゅんし)の言葉

日本で広めたのは石田梅岩(いしだばいがん)と言われている

「社会のことを考えて義のある正しい道を優先して行う。すると利益は後からついてくる」という意である。

会社においても、社員一人ひとりが常にお客様の立場に立って

お客様の事を意識し、行動しよう

チームの心を一つにするために

仕事はお客様の為にしている

仕事を通じて、社員を育成し、プロジェクトに関わるメンバーの心を一つにする為に必要な「理念やパーパス(企業の存在意義)」を一人ひとりの社員・メンバーの腑に落ちるようにしなくてはなりません。

・いま実際に何をしているのか

・もしくは何をしてきたか

・課題は何か

・これから何をやりたいのか

社内でメンバーと共有し、意見をもらう機会が必要ではないだろうか

具体的に「何かを実行しなければならない」と想い、言うことは立派であり、理路整然としてはいるが…しかし、行動しないというのはダメ

・・そういう人は失敗もしない代わりに成功もないのです

地に足を付けて、自分の経験や体験を積んで人生を歩んでいくことが一番大事自発でチャレンジして失敗してもそこから学び、次の成長に結びつける PDCAを回し、やりがいを高めてゆく

そういう社内風土づくりが大切ではないだろうか

働く環境が若者を変える(自分の成長機会)

JTC (ジャパントラディショナルカンパニー)とは

古い体制の会社…年功序列の人事などを維持し続ける経営環境の会社を指す

これからの働き方・環境とは…

①福利厚生…女性が安心して結婚・出産しても在宅ワークできる環境づくり

②裁量権…入社3年目くらいの若手に新規プロジェクトを任せる

③副業の両立…自身のスキルアップにつなげ、会社に還元するシステムづくり

④一緒に成長できるコミュニケーション

成長する機会となるような社外活動の提案(人脈を繋げる、商工会、同友会等) ⑤自己のスキルを明確化する

社内スキルではなく、自己市場価値を第3者(取引先など)と比較してみることで自身の立ち位置が明確になる

以上、フェアーな中で様々な問題を解決してゆく事が重要であり、その責任の所在を明確にする(最終的には上司が責任を負う)

JTCと言われる会社は、働きながら自分の成長してゆかなければならない

それは限られた業務の中だけで、会社の道具として、会社の都合の中で成長しているだけである。

「特色経営」と「不易流行」

企業理念と経営方針をしつかりと理解し、「特色経営」と「不易流行」の追求が重要特色経営とは…

他社が真似できない独自の方法(サービス・商品)をお客様に提供し続けること不易流行とは…

変えてはいけないものを守りつつ、時代に併せて変化してゆく

言い換えれば、それこそが企業の強みであるその為にも、社員の成長は財産である

「一人の百歩よりも百人の一歩」を大切にしなければならない一人のスーパーマンが百歩走っても、どこかで息切れする

それよりも、百人がそれぞれの知恵を持ち寄って一歩ずつ進む組織の方が強いし、継続性もある…チームの心を一つにすることが大事である

一人ひとりの社員が夢や目標を持ち、人として大切な学びをしつかり勉強して根を深く張り、様々な仕事に挑戦して吸収することで幹を太くして行けば、風が吹こうが、雨が降ろうが動じない自分をつくることができる

「自分の人生のハンドルは自分しか握れないし、扉を開けられる鍵は自分だけ」

株式会社チーム・プロジェクト笠原玄一郎

投稿者プロフィール

笠原玄一郎
笠原玄一郎代表取締役
・公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会
 認定登録 医業経営コンサルタント
・BCP(事業継続政策)研究会所属
・病院組織改革研究会所属
・働き方改革改善
・増患及び集患に伴うマーケテイング分析
・診療圏、患者分析(用地診断・科目選定・用地開発)
・開業、法人化に伴うマネージメント
・施設建設に伴うマネージメント
・歯科経営(自費収入強化・訪問歯科推進・開業支援マーケテイング)