『早期退職募集とキャリアチェンジ』

早期退職者募集 

上場企業80社以上(リーマンショック時に近い)

40代・50代のキャリアチェンジが増えてゆくと予想される

その背景として

企業のサポートは一部にとどまった状況

労働市場も充分成熟しているとは思えない状況

中高年層の大キャリアチェンジに向けた課題と対策を考えてゆかなければならない

早期退職者募集:上場企業84社(2年連続の増加)

そのうち、1,000人以上の早期退職者募集5社(5社中4社が黒字決算)

業種別では

1位 アパレル・繊維製品  11社

2位 電気機器       10社

3位 サービス(観光など)  7社(コロナの影響)

4位 運送(公共交通機関)  6社(コロナの影響)

5位 外食          4社(コロナの影響)

【企業の経営状況と理由】

・赤字企業56%

コロナによる事業見直しなど

・黒字企業44%

 デジタル分野の強化

 片寄った年齢構成を是正する(ボリュームゾーンを減らす:40・50代)

 決して一過性のものではない

 今後も継続されてゆく可能性はある

役職定年の導入

一定の年齢で役職を解くもの

*同じ企業に居ながらキャリアを変えることになる

*中高年層の管理職を減らす企業が多い

*中高年層のキャリアチェンジが増加する。

役職定年導入によって

仕事への意欲が低下した 59%(賃金低下、慣れない仕事など)

仕事への意欲が上がった  5%

現状企業側の支援・サポートは不十分であることは否めない

【支援サポート】        【全 体】     【50代】

モチベーションアップ      48.1%       6%

自己発見などの研修

キャリア設計。研修       41.7%      16.5%

社外でも通用する能力・知識を身につけるサポートをする(時間・費用)

(・社会人大学院 ・出向。副業の後押し ・キャリア開発担当者の育成)

ただし

会社の肩書=キャリアと考える人は苦戦する人が多い

*退職に追い込むキャリアチェンジもある ⇒ 国も監視が必要

役職定年者に対して

・定年後に会社が期待することを伝える

・社員の希望を把握する仕組みが必要

・受け身でなく自発的に考えて行動することが求められる

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