「プール」と「海」

学校を「プール」、社会を「海」に例え、

安全な「プール」で学ぶことで、

厳しい「海」での挑戦に備える・・・つまり、学校とはそのための練習の場である。

「ぶつかり稽古」

学校では多様な価値観を持つ人とぶつかり合いながら、

自分と他者を理解し、作戦を考える場

安全な環境の中での衝突を通じて社会の生き方を学ぶ

「視座と視野」

物事をどこから見るかという「視座」も人によって異なり、

見える範囲である「視野」も違ってくることにより、

自分以外の意見やアイデアを知ることができる

(*視座・・・物事を認識するときの立場のこと)

現代社会では、主人公が一人で物語を引っ張るのではなく、

多様な個性が協力し合う組織構造でなければならない

成績や順位よりも諸々の成長の意義を重視し、

学校に送り出すことが最も大切と考える。

そこを通過してきたはずの大人たちの集合体である職場は如何だろうか?

泳ぎ方を学んでおらず、おまけに職場を「プール」と勘違い・・・している

もしくは・・・

一向に「海」に繰り出す気配も、思考・チャレンジも・・・無し

ぶつかってこなかった面々は・・・

コンプラやハラスメントを盾に、自分と他者への理解は限りなく薄い

社員が上司に対して

「あなたの普通(常識)を押し付けないでください」と、言った口が・・・

社員側の普通が通らぬと、ネットで調べた上っ面な常識を振りかざす。

「権利」だけは立派に主張し、上席からの期日や品質は軽く無視・・・

                           (・・・権利と義務はセットのはずなのに)

挙句の果てには・・・「ワークライフバランスですから」という

(・・・呆れてモノが言えない)

採用後、働く側の権利の履行でいっぱいにあふれかえっている

そんな「己」に自信があるなら、他所で勝負してみたらどうだろうか

「プール」でしか通用しない知識と技術と人間力で「海」に出たらいいのでは?

そんな人たちは

勘違いな言動を取れるほど、競争社会を勝ち上がって「今」に辿り着いたのか?

世間やマスコミを駆け巡る「普通」(常識)を駆使できるほどの努力を積み重ねているのか?

「私がいなければ困りますよね?」みたいな大きな勘違いをしていないか?

あなたが退職しても会社は普通に回ります

一人ひとりが足りてない自分を自覚しましょう

投稿者プロフィール

笠原玄一郎
笠原玄一郎代表取締役
・公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会
 認定登録 医業経営コンサルタント
・BCP(事業継続政策)研究会所属
・病院組織改革研究会所属
・働き方改革改善
・増患及び集患に伴うマーケテイング分析
・診療圏、患者分析(用地診断・科目選定・用地開発)
・開業、法人化に伴うマネージメント
・施設建設に伴うマネージメント
・歯科経営(自費収入強化・訪問歯科推進・開業支援マーケテイング)